旧芝離宮恩賜庭園情報

※その他港区情報
http://www.spotlog.info/archives/50712582.html
場所
東京都港区Googleマップの地図

行き方
JR山手線、JR京浜東北線、東京モノレール浜松町駅下車。
下車後徒歩2~3分。

交通の便
JR路線
JR山手線は4分に1本(ピーク時は2.6分に1本)
JR京浜東北線は平均5本に1本電車があり。

東京モノレールは平均4分に1本便があり。

簡単な感想
浜松町駅からビル街を抜けた先にある旧芝離宮恩賜庭園到着後は、入場料を払って園内へと入ります。
724e2c80.jpg

今回見学を行う旧芝離宮恩賜庭園は、江戸幕府の老中であった大久保忠朝の
上屋敷の庭園楽寿園が起源の回遊式庭園で、その後宮内庁管理の離宮を経て
大正13年(1924年)東京市に下賜され、旧芝離宮恩賜庭園として公開された庭園です。
f16260fb.jpg

かつては旧芝離宮恩賜庭園は海岸に面していた事から海が見えたそうですが
現在では周囲の埋め立てとビル群によって海の眺望が失われ
かつて旧芝離宮恩賜庭園の敷地内の位置部が鉄道の増設用地として
提供された事から、建造当時と比べると狭くなってしまったようです。
cce61cd4.jpg

最寄り駅の浜松町駅(北口から1分)と近いので、まさにエキチカ公園です。
914d5ebb.jpg

公園から見える風景はビル群が多く、都心である事を否が応でも意識しますが
庭園内は旧幕臣及び宮内庁管轄の庭園だけあって、ゴミ一つなく綺麗に整備され
06b4d131.jpg

音の大きい施設といえば浜松町駅位しか近くにない事から、都心部にある庭園なのに
意外と静かなのが嬉しい所です。
55c8c3f7.jpg

庭園内には庭木の他にも苔類も植えられており、この時期はムラサキゴケの花が咲いていました。
4997b582.jpg

ムラサキゴケの花を見学後は、奥にビルが聳え立つ庭園を進んで行くと
d685e3ae.jpg

庭園の中央付近には大きな池があり、遠目からは穏やかな見た目の池ですが
ac8281db.jpg

池の中では丸々とよく育った錦鯉が泳いでいました。
d3da06c7.jpg

鯉の数は池岸へと近づくに連れて心なしか増えている様に感じ
b69ab385.jpg

池岸の前まで来ると、鯉が大量に集結し、集会を開いている様な雰囲気でした。
245894b4.jpg

鯉が大量に集結する池岸の様子を見学した後は、昔旧芝離宮恩賜庭園の前が海だった時に
旧芝離宮恩賜庭園の池の水を循環させる為に使用した海水取り入れ口跡があり
bf07bebf.jpg

奥を見ると取り入れ口の跡がありますが、現在では海との接続が断たれたことで
海水交じる汽水池から、鯉が泳ぐ淡水池へと変化しました。
7f925d82.jpg

その後は池の端をぐるりと順路に伝って進み
8be7bbda.jpg

※通路脇には所々に桜の木が植えられているようです。
c19a85bf.jpg

更に進むと九尺台と呼ばれる小高い丘があったので登った後
9052a5a1.jpg

標高がそれ程変わるわけではないので、上手いこと高さが表現出来ないかも知れませんが
小山の上から旧芝離宮恩賜庭園と回りのビル街を激写しました。
7f77d554.jpg

その後は更に奥へと進んで行くとそこには
622b1cf7.jpg

かつての庭園の持ち主である、大久保忠朝が肥前唐津藩の藩主だった事から
かつて滞在した唐津の地を懐かしんだのかわかりませんが
庭園内には唐津藩の藩主であった事を冠して作った唐津山があります。
d85ddbf7.jpg

その後は公園内の奥の日影の下では大島桜が咲き乱れていました。
e0fff16b.jpg

大島桜撮影後は、汐留ビルディング方面を向いて写真撮影を行い
66e073b7.jpg

しばらくの間大島桜や付近のビル街の撮影を楽しんだ後は
6d79e881.jpg

奥の日向側にあるソメイヨシノの群生地にて歩き花見&撮影を行うべく
陽の当たらない寒い場所から、陽の当たる場所へと移動し
ed64a822.jpg

陽が当たって桜の花が咲き誇る一画に到着後は、しばらくの間花見をして時間を過ごします。
fe5e4245.jpg

※以下暫くの間写真を中心にお届けします。
623dba47.jpg


eb2728fa.jpg


0a350c35.jpg


82169f3f.jpg


f0734864.jpg


70605dfc.jpg

花見の時期真っ只中でしたが、この日が平日だった事に加えて
有料庭園だったので人の数はそれほど多くはなく、酒盛りをしている方の姿もなく
安心&落ち着いて花見を楽しむことが出来ました。
0b9ffcb7.jpg

その後はストーンヘンジの支柱部分だけを立たせたような石柱の見学と
52dfd52e.jpg

池の淵に立つ大きく立派な気になる木を見学後は
b9492e37.jpg

中国の西湖を模したとされる、西湖の堤を通って中島へと移動します。
381b0ba3.jpg

奥の中島へと続く西湖の堤はしっかりとした歩きやすい通路で
e2155771.jpg

西湖の堤の脇には離れ小島が設営されているようです。
9ba0dc2e.jpg

西湖の堤を渡り終えて中島へと到着すると
0a8392e0.jpg

庭師の方が作業中だった事もあり、撮影後はささっと対岸に移動しました。
8268b572.jpg

その後は池の淵に建つ、石造りの大きな灯籠の見学や
c1d8041f.jpg

林の中へと続く通路の撮影を楽しみつつ
d64b27e2.jpg

日本庭園ならではの綺麗に整備され様をしばらく楽しみました。
fb3fb5e9.jpg

その後ビル街が大きく見える位置まで来ると出口はもうすぐで
99f04657.jpg

近くで開花の時を待つ車輪梅の撮影と
ef770be9.jpg

砂利が敷かれた通路の様子の撮影を終えた後は
74bfc7b3.jpg

次の目的地へと向かうべく旧芝離宮恩賜庭園を後にします。
99e8e086.jpg



お勧め度
5段階評価で4