走井神社情報
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※その他横須賀市情報
http://www.spotlog.info/archives/50744416.html
場所
神奈川県横須賀市Googleマップの地図

行き方
京急本線馬堀海岸駅下車後徒歩30~40分。
※路線バスもあり

交通の便
京急本線は平均10分に1本電車があり。

簡単な感想
走水神社の創建年代等については火災などにより、詳しい事はわからないそうですが
東日本の征討を行った日本武尊の父である景行天皇が
この地に日本武尊を祀ったのが、走水神社の始まりと伝えられています。
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また、古事記に記された日本神話によれば
110年に日本武尊が走水から上総へ向かう途中に海上で難に遭い
弟橘媛命が身を投じてその難を救ったとも伝えられています。

走水神社は日本武尊に纏わる神社と言うだけでなく、湧水が飲める場所として知られ
今回走水神社に来たのは、走水の湧水を飲みに来たのが一番の目的です。
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走水神社の水の感想については詳しくは別のページをリンクしておきますので
そちらを参考にして頂ければと思いますが、走水の湧水は硬水のような味わいでした。

※走水神社の湧水の感想は下記URLをクリック!
http://www.spotlog.info/archives/50339141.html


走水の水を堪能後は境内を移動していると、包丁塚と書かれた石碑を発見し
その石碑がここにある理由としては、日本武尊が走水神社に立ち寄った時に
この付近に住んでいた方が料理を献上したことによって
料理番に取り立てられたという故事に基づいて、包丁供養のための塚がここにあります。
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包丁塚の近くには倉庫のような場所があり、もしかしたらここの場所に
供養のために集められた包丁が集められているのかもしれません。
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包丁塚の奥には、更に奥へと通ずる階段があったので、早速登ってみることにしました。
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階段を登ってすぐに拝殿があり、その裏には山肌から岩清水が
滴り落ちる岩壁や水神のかっぱ大明神が祀られた場所がありますが
先に山の奥にある施設を見学することにしました。
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拝殿から更に進んだ山の奥には小さな小屋のような祠や
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さねさし さがむのおぬの もゆるひの ほなかにたちて とひしきみはも
と書かれた石碑があり、石碑の裏には東郷大将の署名があることから
第二次世界大戦時に建立されたと思われます。
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石碑のある位置は山の高台に位置するため、走水の集落がここから一望できます。
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眼下に学校のような施設があったのでよーく見ると、下には防衛大学校の訓練施設があります。
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見る方向を変えると、近くにある港も一望できます。
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高台からの眺めを見てスッキリした後は、先程飛ばした岩清水が染み出す岩壁や
その奥の各種施設などの見学をします。
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奥に進むと、この神社の水神であるかっぱの焼き物が飾られていて
奥の岩肌からは止めどなく岩清水がしみ出していました。
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かっぱ像の近くに看板があったので、内容を読んでみると
かっぱは想像上の生き物で子供の形をし頭の上の更に水が入っている。
子供や動物を水中に引き込みその生き血を吸うという。
悪さの反面泳ぎの達人で、水の化身水神として尊ぶ所もある。
漁業の手引きをして大漁をもたらしたり、また遭難したときに
人命救助をするとも伝えられている。

ここ走水は特に水との縁が深く昔から水神として祀られているとあります。
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かっぱの秘密を近くに設置された看板で知った後に、更に境内を散策すると
第二次大戦中にロシア軍が海中に投下したと思われる、球体の水雷が展示されていました。
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その他、走水神社には狐を祀った稲荷等も有り、何でもありな神社だなぁと思いました。
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散策を終え、拝殿から人がはけたところでお参りし
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深い森に囲まれた参道へ続く階段を足元に気をつけながら降り
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階段の下へ降りた後は、神社前のバス停から馬堀海岸駅へと戻りました。
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お勧め度
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