大垣駅周辺の情報

※その他大垣市情報
http://www.spotlog.info/archives/50744477.html
場所
沖縄県名護市Googleマップの地図

行き方
JR線、樽見鉄道、養老鉄道養老線大垣駅下車。
下車後徒歩5~10分。

交通の便
JR東海道本線は
名古屋方面は平均12本に1本程度
美濃赤坂、米原方面へは各方面に1時間に1~2本
樽見鉄道は11,14,20代を除き1時間に1~2本
養老鉄道養老線は揖斐方面が若干本数が多い物の
揖斐方面、桑名方面共に平均1時間に1~2本
電車及び汽車があり。
(樽見鉄道は気動車)


簡単な感想
大垣市は昔から水の町として世に広く知られ
この日大垣に来たのも、大垣駅周辺にある水源散策の為に訪れました。
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下の写真の通り、大垣駅周辺にはわき水が沢山あります。
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駅前にある奥の細道結びの地のオブジェを横切り
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ちょっぴり廃墟のような雰囲気を醸し出す丸八商店ビルを過ぎ
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大垣発祥の百貨店ヤナゲン(現在平和堂傘下)と反対方向に移動します。

※ヤナゲンを傘下に収めた平和堂とは
滋賀県の人であれば知らない人はいない
鳩のマークのスーパーマーケットチェーンの事
ドミナント戦略で店舗を増やしているため
知っている人は知っているけど、知らない人は知らないお店。
※ドミナント戦略とは(エリアドミナンスとも呼ばれる)
元々は支配とか優位に立つという意味を持つ言葉で
限定した地域に店舗をたくさん作り
その地域のシェアを拡大する事を目的とした
店舗展開の方式の一つです。

店舗展開方法として、全国進出とか全市町村進出のような
絨毯爆撃の如くすべてのマスを埋め尽くすような出店を行わず
一つの県や一つの地域に対して集中的に店舗を増やしていく事で
同一商圏でのシェアを拡大および、独占を目的とした方法です。
限られた地域に沢山店舗があるおかげで
この方式で展開したチェーン店の場合
本部から技術指導を行う場合にも
店舗の近くにそれぞれの店舗があるので
すべての店舗を効率よく回る事が出来る事や
配送を行う場合にも、配送センターを地域に一つ置くなどの
効率化を図れるなどのメリットがあります。

デメリットは
この戦略が成功し他の企業がその地域に居なくなると
その地域で寡占状態となり、共食いが発生する可能性がある事と
出店エリアが偏る事で売り上げを増していく方法なので
全国制覇を目標としている会社等には向かない事です。

平和堂はドミナント戦略をとった事により
滋賀と言ったら平和堂と、他県に住んでいる私でも
存在を知っているくらいです。

なお、平和堂以外にドミナント戦略をとっている企業として
セブンイレブン等が非常に有名です。
(あれだけ規模が大きい会社なのに山陰や青森、秋田には店舗が無し)
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ドミナント戦略の話でスペースを多く割いてしまいましたが
今回訪れた大垣駅周辺が衰退した理由として
近くに岐阜市や名古屋市があることも要因ですが
大垣周辺には、駅前のアクアウォークを始め
大きなショッピングモールが複数あり、車を使用する方が
そちらに流れている事が原因と思われます。

大垣市もとい、大垣駅周辺は沢山のわき水が集まる
大垣駅周辺湧水群とも言える他にはない特色があるので
※それも人口20万弱の大きな都市でと考えると非常に貴重です。
倉敷市の様な美観地区を設けて、観光地として一旗あげると
衰退から再生へと繋がるような、素人ながらそんな気がします。

※大垣市の都市計画?
http://www.city.ogaki.lg.jp/cmsfiles/contents/0000002/2415/2.pdf

名水に触れられ、都市の便利さを享受できる観光地を探している方に
是非お勧めしたい場所です。

お勧め度
5段階評価で3